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ホーム > 特集/連載 > 建物探訪 > vol.03 「屋上から花火が見える家」
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2006年12月01日(金) 建物探訪 Nove Works

建物探訪 花火の見える家

屋上から花火の見える家をつくりたい 

外観 長浜の花火は30年の歴史を誇り、関西でも有数の人気を誇る大会だ。地元の人間にとって思い入れのある花火でもあるから、屋上から花火の見える家を、と希望した施主Y氏の想いは至極納得できることだった。

その上で防犯や耐震を考えると、「RCの家」しか考えられなかった、と施主は振り返る。コンクリート打ちっぱなしは、ややもすると冷たく無骨な印象を与える恐れがあるが、坪庭やテラスの配置によってうまく回避した。

大空間だからこそ出来たプライベートスペース

キッチン 延床面積が85坪という大空間だからこそ実現できたインナーガレージと30畳のLDKは大きな特徴の一つだ。

工具箱やスチール棚を置けば、趣味の車いじりにも没頭できる広さを十分に有するガレージは、雨に濡れずに室内へと入れる為、使い勝手にも優れている。

キッチンは松下電工のO'made XIMO(エクシモ)を採用。

女性の憧れであるオーダーメイドのアイランド型キッチンは、子供たちや親しい友人に囲まれながら過ごすスペースとなり、リビングだけではなくキッチンもまた団らんの場へと変化した。

坪庭・インナーガレージ・LDK

坪庭のある暮らし

和室 ホールから続く廊下の奥に位置する8帖の和室には琉球畳を採り入れ、地窓から玉砂利を敷いた坪庭がちらりとのぞく演出が心憎い。

この坪庭を始めとする様々なプライベート空間がY邸の印象を大きく左右しているともいえる。

リビングからそのまま出られるテラスは他人の視線をほぼ完璧に排除。浴室の真横に配されたバスコートも同様で、気兼ねなく窓を開放し、時には星空を眺めながらの入浴も楽しめる。

主寝室の前に広がるバルコニー、そして広々とした屋上。どの場所も開放感に溢れつつも「守られている」という安心感を与えてくれる、非常にバランス感覚の優れた空間だ。

屋上 来年の夏にはおそらく、気の置けない仲間を呼んで、花火が鑑賞できるだろう。コンクリート手摺りのおかげで、いくら騒いでも下からの目線を気にすることもない。ここの屋上がとっておきのプライベート観覧席になる。

 

【建築データ】
所在地/滋賀県長浜市平方町
家族構成/夫婦+子供2人
構造/RC造地上2階
竣工/2006年9月
敷地面積/319.98㎡
延床面積/282.24㎡

 



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