季節の悩み New&Topics
昨年は多くの食品の日付改ざんが発覚し、今年に入ると中国製冷凍餃子による中毒問題が連日メディアを賑わせています。食品の不安がますます高まり、安全な食品とは何か?何を選んで食べたらいいのか、消費者の私達はとても悩んでしまいます。
食品に関して読まれるべき本の一冊にあげられている「食品の裏側」。著者は元食品添加物商社勤務の安部司氏。そこには、食品製造の裏側が次から次へと暴露されていました。廃棄寸前のクズ肉も30種類の「白い粉」でミートボールに蘇る。コーヒーフレッシュの中身は水と油と添加物だけ。知れば恐ろしくて食べられない食品の数々がリアルに説得力をもって並べられています。
添加物=体に悪いというような単純な事ではなくて、食品添加物とは何かをまず知る事が大切です。今回の特集は食品の裏事情についてご紹介したいと思います。
食品添加物とは?
「それ自身は食品として通常食べられることはなく、また食品の典型的な材料として使われることはないが、食品を作り、貯蔵するためには必要で、わざわざ食品に添加される物」が食品添加物といわれるものなのです。食品衛生法では「食品の製造過程で、または加工、保存の目的で使用するもの」と定められています。私たちが普段口にする大量の加工食品にも多くの食品添加物が使われています。しかしながら、消費者の要望を満たすため家畜や魚に対する抗生物質の投与や、農作物の消毒、保存料や着色料の添加など、多くの化学物質が使われその安全性について心配する意見も出ています。
だから、せめて自分たちが食べる食品がどのようなものがあるかきちんと知り、その上で何を選択するべきかを考えていきましょう。
手首の運動をしよう
スーパーなどで食品を買うとき、どれほどの人が「裏」の表示を見ているでしょうか。値段と見た目と賞味期限だけに目をやっていませんか。とにかくひっくり返して裏を見ることから始めましょう。「まずは手首の運動から」。食品を買うときは、必ずひっくり返して「裏」を見る習慣をつけること。そうして、同じ商品でも添加物が少ない商品を選ぶようにしましょう。
加工度の低い順に選ぶ
食品を購入するときは、なるべく「加工度」の低い順番に選ぶことも大切です。
例えば野菜。生野菜にはもちろん添加物は入っていませんが、既にカットされた野菜やパックサラダになると、「次亜塩素酸ソーダ」で殺菌されたりします。お弁当であっても、電子レンジで温めればすぐに食べられますが、裏をみると驚くほどの添加物が入っています。
そこで、もし「炒飯」が食べたいのであれば、「ご飯」はパックのご飯を購入し炒飯の素で家で炒める、ということをすると加工度が少し減りますよね。最終形になればなるほど、添加物は増えていきます。ですから時間がない、という時はまず最終形を選ぶのではなく、途中の段階を選ぶように心がけると、摂取する添加物を減らすことが出来ます。
疑問を持つことから始まる
最近、小麦や醤油などの値段も原料価格の高騰でかなり値段がアップしてきました。しかし、中には価格を据え置きするところもあります。もちろん安いのは嬉しいですが、ちょっと待った!では、どうしてそんなに安く出来るのか。「安いものには理由がある」ということを考えてみましょう。安さだけではありません「なぜこの明太子はこんな綺麗な色をしているのだろう」「パックサラダはどうしていつまでもしなびないのだろう」「なぜ…」「なぜ…」そんな素朴な疑問をもったら、裏側の表示を見ること。そこに理由が見つけられるかもしれません。
これって安全な食べ物 比較表
●手作りマヨネーズ
材料:卵黄、塩、米酢、オリーブオイル
手作りだから痛むのは早いですが、美味しくて安全です。
●市販マヨネーズ
食用植物油脂とは、どんな原料の油が使われているかわかりません。遺伝子組み換え原料の不安がありますのでさけましょう。植物油の原料がはっきりしている方がベターです。
●風味調味料(かつお)
原材料名:調味料(アミノ酸等)、食塩、風味原料(かつおぶし粉末、かつおエキス)、 乳糖、砂糖、酵母エキス
商品名が「ほんだし○○○」とか、かつおの絵があると、原料の大半がかつおと思いがちですが、8~9割がかつおとは似ても似つかない原料です。原材料の表示をよく見れば多いもの順に書かれているので、わかります。アミノ酸等の主成分、グルタミン酸ナトリウムの不安点は、多食すると、シビレ、頭痛などの中華料理症候群や痛風を起こすこと。
●無添加だし
原材料を熱水で煮こみ、だしを取ってからじっくりと寝かせた製法でつくります。材料:煮いわし、あじ、さば、かつお、こんぶ、しいたけ
●外国産フルーツ
防かび剤として、TBZ、イマザリル使用。ラベルが小さくて見づらく気付かない場合がある。中には、表示のない違反例も見られます。膨大な量の輸入果物などを一つ一つ完全には検査できませんのでなるべく買うのを控えましょう。
●国産のみかん
「生産者の顔がわかる」安全・安心なフルーツを選びましょう。
●手作りおにぎり
材料:ご飯、のり、梅干、食塩
あつあつのご飯にお塩をつけてのりを巻いてにぎるおにぎりには、添加物は一切入っていません。
●コンビニおにぎり
(しぐれ)原材料名:ごはん、しぐれ(あさり、生姜、たまり、砂糖、のり、食塩、調味料(アミノ酸等)カラメル色素、保存料(ソルビン酸K・ポリリジン)、ソルビット。
保存料(ソルビン酸K)、発色剤(亜硝酸Na)、着色料(赤102号、赤色106号、黄4号などのタール系色素)、甘味料(甘草、ステピア)、品質改良剤(リン酸塩)など不安な食品添加物が使われている商品は避けましょう。
その他避けたいのは、昆布や、明太子のような添加物が多く含まれているものです。
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