季節の悩み New&Topics
夏の環境には肌トラブルがたくさん潜んでいます。日やけや肌あれ、ニキビ・吹き出ものなど。夏になると気になりだす肌トラブルは、夏特有の気候や、バカンスや旅先での慣れない環境が引き起こす体調の変化などが原因となっているようです。
今回は、楽しい夏の裏側にある肌トラブルの落とし穴と対策を紹介します
どうして虫歯になるの?
虫歯は、歯の表面にこびりついた歯垢(プラーク)に含まれる虫歯の原因となる細菌(主にミュータンス菌)が、飲食物から糖分を取りこみ、強い酸をつくることから始まります。
ミュータンス菌が糖分などを分解し、粘り気のある物質(デキストラン)を作り、それが歯に付着すると、そこから歯をかたちづくるミネラルが奪われていきます(脱灰)。
しかし、だ液には歯の表面を中性にする働きがあり、表面が中性になった歯は再びミネラルを取り戻すことが出来ます(再石灰化)。
虫歯は、このふたつの働きがバランスを崩し、歯の表面がプラークによる酸に溶かされ続ける病気です。また、歯と歯肉の間に形成された歯垢は歯肉炎を引き起こす原因となります。
この虫歯の進行に伴って、甘いものを食べた時にたまに痛む程度から、どんどん進行し、やがては耐えがたい程の激痛になっていきます。
虫歯にならないためにどうするか
お菓子や飴など糖分が多く含まれた食べ物を食べる時は、だらだらと長い時間をかけて食べないことです。四六時中、口に食べ物を入れておくのは良くありません。糖分が口の中にある時間が長ければ長いほど虫歯になりやすいのです。
食べたら口をすすいで、2~3時間は糖分の入っていないお茶などを飲んで、口の中の細菌を増やさないようにしましょう。甘いジュースやスポーツドリンクなどをダラダラと飲むのも、虫歯の原因になるのでご注意を。乳幼児の飲み物はなるべくお茶などにしましょう。
また、歯にいい食べ物は、なかなか見つけにくいものですが、中でも食物繊維の多い野菜やお茶などはいいようです。
さらに、フッ素の応用が効果的でしょう。フッ素には、歯の再石灰化を促進する働きや、フッ素が歯に取り込まれ酸に強い歯を作ったりもします。また、虫歯菌が酸を作るのを抑制したりもします。
でもやっぱり、基本は「歯磨き」です。朝晩はもちろんのこと。食事の後はきちんと「歯磨き」をするように心がけましょう。
「キシリトール」はやっぱりすごい!
キシリトールは、多くの果実や野菜の中に天然で含まれる自然の甘味料です。また人のからだのなかでも、肝臓で一日あたり約15グラムのキシリトールが作られているんです。
キシリトールがむし歯を防ぐ理由は、大きく二つに分けることができます。一つは「むし歯の原因にならない」ということ。キシリトールは口の中で「酸」をまったく作りません。さらに酸の中和を促進する働きも持っています。唾液も出やすくなるなど、口中をむし歯になりにくい状態に保ってくれます。
もう一つは「むし歯の発生、進行を防ぐ」という効果。むし歯の原因となるプラークをつきにくくし、歯の再石灰化を促します。
さらにキシリトールは、むし歯の大きな原因とされる原因菌(ミュータンス菌)の活動を弱める働きを持っています。このむし歯原因菌への働きは、他の甘味料にはみられないキシリトールだけの効果です。ただし、キシリトールを摂取していれば虫歯にならないということはありません。日常の生活習慣にプラスして虫歯予防をサポートしてくれるものなのです。それでは、歯の健康に注意して、食欲の秋を満喫して下さい。
歯科検診のススメ7項目
むし歯は、歯の咬む面やつけ根だけでなく、歯と歯の間などの直接見えないところにもできやすいものです。
2.歯茎のチェック
歯のまわりのポケット(歯周ポケット)が深いと、歯周病になります。
3.ブラッシング指導
歯と歯ぐきの正しいみがき方は、その人の歯並びや歯みがきの癖などのため、一人ひとり違うものです。
4.歯垢の染め出しチェック
どこにプラークがつきやすいかをチェックするために、歯垢の染め出しをしてもらいましょう。
5.歯垢を取る
歯ブラシで取り残したり、取りきれなかった歯垢は、むし歯や歯周病の大きな原因となります。
6.歯石を取る
歯石は誰にでもつき、歯肉を圧迫するなどして、周病を引き起こす原因の一つとなります。
7.歯科相談
むし歯や歯周病についての悩み事以外でも、歯医者さんは相談にのってくれます。
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